ひろめ堂のこだわり

製法について

私どもの作る物はとってもシンプルですが、説明をすると少し長くなってしまいます。

私どもの商品は複雑な添加物や調味料、保存料を使用しておりません。大量生産型の食品ではありませんし、製造時間も通常の市場の製品よりかかります。

一例を申し上げますと、私どもの塩吹き昆布は吟味した調味料と天然真昆布のみで旨味を結晶化させるという、今ではほとんど行われていない特殊な製法で時間をかけて製造しております。

通常の塩吹き昆布はそれなりの昆布をそれなりの調味料で炊き、ほどよく乾燥させアミノ酸や酵母エキス、食塩、糖類などを大量にまぶし再乾燥して完成します。アミノ酸のうま味が入ると美味しくなりますので、塩分や糖分が強くても食べ過ぎてしまいます。

私どものやり方ですと結晶化するまで7日〜10日ほどかかります。もちろんアミノ酸はまぶしません。うま味の強い美味しい昆布や美味しい調味料を最初から使用しないとうま味は結晶化しませんので製造コストは上昇します。

ではなぜこのような作り方をするのか?それは塩分や糖分を美味しく大量にとってしまうと将来(35歳当たりを過ぎると)体に不具合がでるからです(血圧の高い専務談)。

ですから、ひろめ堂では”子供や家族に食べさせたい昔ながらの作り方”をしております。

原材料について

主原料にお乾物類は主に地元北海道の物、そしてなるべく近郊の物を自分達の目で確かめて購入しております。

原材料についてのページで詳しくご紹介しておりますので、ご覧ください。

原材料についての詳細はこちら

受賞歴

平成27年度北海道新技術・新製品開発賞 食品部門 優秀賞

本賞は、北海道における工業の技術開発を促進し、新産業の創出や既存産業の高度化を図るため、道内中小企業者等が開発した優れた新技術や新製品を表彰するものです。

新技術・新製品の名称
糖化熟成技術による昆布素材を用いたふりかけ
概要
・水分調整と熟成中の温湿制御により、短期間で多量のマントニール(昆布特有の糖・白粉)を表出させる新技術(糖化熟成技術)を用いて製品化されたふりかけ。
・糖化熟成技術により、化学調味料などを用いずに自然な甘みと旨みを増強することで、天然素材のみを用いた昆布加工品に実現できた。

リンク:平成27年度北海道新技術・新製品開発賞


器について

ホームページ等、商品写真の茶碗など全ての器は北海道函館市の工芸舎さんのものを使わせて頂いております。